生産設備も性能だけでなく外観も重視される時代になり洗練されたデザインの機種が数多く出てきました。
そこに新たな可能性(ビジネスチャンス)を見出し、これまでに無かった商材の取引きが始まりました。
外観を担う一部の部品ですが、次のステップへの道筋を作ることができました。
これからの生産設備を考え、お客様とメーカーを橋渡しすることによって、双方に利益をもたらすことに成功しました。
「お客様の儲かる商品を売る」を念頭に模索し続けた結果が実を結んだ1つの事例です。
元会長(祖父)・現会長(父)からバトンを受け継いでいくにあたって、三栄商事として、現在の商社の形に限界を感じている。60年以上の歴史がある会社が新たな時代に直面して、変革を余儀なくされている。ここで新たな取り組みをしていかないと、この先30年はやっていけない…と感じているときの出会いだった。
後藤(社長)が、お客様への新たな提案を模索しているときに、共通の友人から紹介を受けたのが株式会社鈴木プラスチックス:取締役部長 鈴木様でした。同じ時、鈴木部長様も新規分野への参入を検討・模索されており、お互いに非常に良いタイミングでした。
・鈴木部長
導入経緯でもお話ししましたが、やはり新規分野へ参入出来たことですね。同業他社は、すでに参入されており弊社も何とか出来ないかと暗中模索しておりましたので。また、既存分野ですと日・週単位の仕事がほとんどでしたが、この分野では月または年単位ですので計画が立てやすくなりました。
・後藤
弊社としても強力なPR商材が増えましたので他社への展開が楽しみです。鈴木プラスチックス様が迅速且つ丁寧な対応をして頂けるので自信を持ってPRすることが出来ますしね・・・価格も含め(笑)
・鈴木部長
今までの仕事に比べ、寸歩公差・汚れ・キズ等に非常に厳しいことに驚きました。その条件をクリアする為に今までに無い設備を整え、教育に関しても苦労しました。ただ、こんなチャンスはめったにないことで、弊社にとって非常に良い経験だと思っております。この経験は、必ず既存分野でも生きてくると思いますし。
・後藤
自分が入社して10年弱、基本的に今までの経験・現状の設備でやれる仕事だけを探してきました。しかし、昔(30年以上前)は新規分野への参入のために設備投資をしたり、教育をしたりしていたと思います。「今はそんな時代じゃない。新しいことを始めるなんてリスクがありすぎる。」という固定概念を捨てなければ、30代の自分達が生きていけないよね?
・鈴木部長
当然のことですが既存顧客は守りつつ、三栄商事様の多種多様なお客様へ更なるアプローチが出来ればと思っております。また、商社・メーカーの枠を越えた新たな挑戦もしたいと思っておりますので今後ともご協力をお願い致します。
・後藤
もちろんです。お客様にとって、商社としての存在価値が昔とは変わってきているので、我々としても今までの既成概念にとらわれずに一緒に協力して行ければと願っています。自分たちが棺桶に入るまで、長いお付き合いよろしくお願いします。
会社名 |
株式会社 鈴木プラスチックス |
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住所 |
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設立 |
昭和39年4月1日 |
Webサイト |
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事業内容 |
各種プラスチック製品の企画開発及び製造販売 |