2025年09月26日 10:49:32
先日、ユーザー様が出展される《ものづくり ワールド [東京]》を見学してきました。
出展社数が2000近い日本最大級の製造業の展示会でした。
製品・部品に限らず、製造機器・工具類・製造技術に始まり、IT・DX・AI等あらゆる
製造に関するモノが溢れていました。
ユーザー様の出展ブースを訪問、そこでは金属3Dプリンターの受託サービスを
PRしていました。
10年以上前に、第3次産業革命と言われ持てはやされた3Dプリンターですが、
当時はプラスチック製で手のひらサイズ以下の製品ができる機械が多く、
趣味や試作品での使用がほとんどでした。
最近、金属製品が作れる金属3Dプリンターが多く取り上げられるようになってきました。
実は金属の3D積層装置は1980年代から存在していましたが、使用できる金属に
制限が有り、製造時間も膨大でコストが高く、広く流通しませんでした。
最近は技術革新が進み、新しい造形方法の確立につれ、使用できる金属の種類も増え、
製造装置のメーカーも国内外に多く存在するようになりました。
ユーザー様では2つのメーカから計4台の金属3Dプリンター機を所有されています。
幾つもの製作事例のサンプルが置いてありましたが、中でも自分が衝撃を受けた
モデルが有りました。
それがこれです。
80mmほどのパイプ状のモデルですが、銅とニッケルでできています。
それが積層ごとに割合を変えて製作されています。
今までの製造方法では非常に難しい製品ですが、こういったモノが一発で製作可能と
なった事に驚きました。
技術革新につれて、思わぬモノに出会える製造業の魅力を改めて感じました。
R.O.
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